先月末、色川滞在中に竹細工のワークショップに参加した時のことを。
講師の松本裕和(まっぽん)さんとは、約8年前に山口県の祝島の対岸(原発計画地)で出会って以来の嬉しい再会でした。
その頃はまだ竹と向き合う前だったそうですが、まっぽんさんの職人技を見るにつけ、時の流れを感じると共に、コツコツと取り組めば何でも形にすることができるんだなあと思いました。
竹林から竹を切り出して、ひごを作って、カゴ編みまでの行程を、みんなで和気あいあいと楽しみました。竹細工の美しさに魅せられました。
プラスチックの登場で、暮らしの中から消えていく竹にもう一度光を当てる活動をしているまっぽんさん。Facebookのページはその名も
「+竹(Plus Chiku)」~プラスチックからプラス竹へ 暮らしに竹をプラス~
プラスチックはとても便利ですが、枯渇資源ですし、石油の奪い合いは戦争の大きな要因だと思いますし、自然に還らないので海に残るマイクロプラスチックの問題も深刻化しています。
プラスチックを始め、便利なモノには感謝しつつも、できるところから便利さよりも調和や繋がりを大切にする選択を増やしていきたい。近代の産業社会が無駄と省いた「手」と「時間」の中に、自然や人との繋がりも、喜びや楽しみも含まれていたんだと思います。
少し調べると、なんと竹カゴなどは縄文時代につくられているんですね。
縄文から続く平和なアートを暮らしの中に生かしていきたいものです。
アートというと、これに関連することで!
辻信一さんたちナマケモノ倶楽部がサティシュ・クマールさんの新作DVDを完成させ、上映ツアーを始めています。パチパチパチ
タイトルは
「サティシュの学校~みんな、特別なアーティスト~」
http://slowcinema.net/pictures/satish2018/introduction/
和歌山では
12/18(火)に熊野川町のサンサロカフェにて
https://www.facebook.com/events/322733484977407/
12/19(水)に那智勝浦町の色川で上映会があります!
https://www.facebook.com/events/284213952291603/
和歌山の皆さん、ピンときた方は予定に入れておいてくださいね~(^O^)
(兵庫、京都、神奈川でも!)
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