(5月13日)「よみがえりを祈ります」
一昨日と昨日は、地震の被害が大きかった熊本県南阿蘇村の立野地区の方たちが身を寄せる大津町の避難所へ。
「南阿蘇よみがえり」の皆さんの活動に参加させて頂きました。炊き出しをしたり、家の片付けのお手伝いをしたり。
大変な状況ですが、共に助け合う美しい姿が見れて嬉しかったです。ありがとうございました!
被災された方たちの身心が回復されること、被災地のよみがえりを祈っています。
避難所を後に、今日から上映ツアーが始まります。
これからの各地での出会いを楽しみにしています。
(5月16日)「熊本上映、ありがとうございました!」
13日は湯前町の栄立寺にて、14日は水俣市での上映会。
大津町のあとは、栄立寺での上映会を主催してくださり、今回のツアーの各地をつないでくださった阿部さんのもとへ。
阿部さんとの出会いは、アメリカ先住民の大地・ビックマウンテンでした。
大地を母と呼ぶアメリカ先住民のことを映画の中にも込めさせて頂きたいと思い、訪れたのがきっかけです。
球磨川の源流・市房山の麓にあるご自身で建てられた素敵なお家にお邪魔しました。
家の周りには、こんこんと出る湧水が流れ、畑があり、近くには気心が知れた仲間がいる。他には何も要らないと感じるような豊かさがありました。
市房山からの尾根の先に栄立寺があり、お堂の隣には水の神様である龍神様が祀られていました。ご住職の村井さんはお寺でマルシェをしたり、素敵な取り組みをされていて、上映会でもそれぞれに個性的な方たちとの出会いがありました。
翌日14日は、海の方へ、水俣へ。
「ガイアみなまた」の皆さんを始め、ここでも素敵な出会いがありました。
かつて水俣病が起こった地で、問題から学び、自然と共にある暮らしの場づくりをされている方たち。
原発やダムや産業廃棄物などの問題から問われているのは僕たち自身の生き方や暮らし方。いのちが輝く方へ、一歩ずつ向かいましょう。
(5月19日)「宮崎で繋がった皆さん、ありがとうございました!」
15日に小林市でのアースデイに参加させて頂いた後、
16日は宮崎市の「天空カフェ ジール」さんで上映会。
ジールさんのことは、会う人会う人がお話をされていて、どんなところだろうとワクワクしていましたが、期待以上のとっても素敵な空間でした。
天空の名前の通り、小高い丘の上にあって、森・川・海を一望できます。
カフェなのですが、スタッフが畑をしたり、家を建てたり、遊び場をつくっていたりと、暮らしをまるごと手作りしているといった感じ。
心地よい風を感じるのは、オーナーの福田さんのお人柄によるものなのだろうと思いました。自然と共にある暮らしをキーワードにする人たちの渦の中心にあるように思います。
ジールで働かれている中村哲朗さんが、いろいろと案内してくださいました。
みんなでつくったご自宅のアースバックハウス(土嚢でつくった家)や、解体した材を使って建設中のパン家などなど。
哲朗さんは「森のひこばえ」という団体の代表をされていて、衣食住を手作りしたり、循環型のムラづくりをされています。
政治についても自分たちの手でつくろうと、夏の選挙の野党統一候補を出して活動されています。
蘖(ひこばえ)とは、切り株から出た芽のことをいうのだそうです。終わりから始まるものがあり、経験から学ぶことがある。「森のひこばえ」という新たな芽生えに僕は希望を感じます。
ジールを後に、オーガニックを町として推している綾町にも訪れました。
今回出会ったミュージシャンのホズさんとよりこさんのお家に遊びに行かせてもらいました。
九州に入ってから嬉しい出会いがいっぱいあります。
書ききれない濃い日々を振り返りながら、先ほど屋久島に上陸しました!
屋久島では、21~22日に天然村で開催される「天祈祭(てんきさい)」で、初日の21日に上映させて頂きます。
ここでの自然・人との出会いも楽しみです^^
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