しばらく和歌山の家でゆっくり過ごしました。
家に帰って間もなく、とてもお世話になっていた方が旅立たれたり、熊本の地震が起こったりと、いつにもまして、命のこと、地球のことを考える日々です。
この世にいても、あの世にいても、優しい世界が皆を包んでいますように。
家に帰ったらやりたいと思っていたこと、畑に種を撒きました。
こんな時だからこそ、母なる地球とつながって、命の循環の中に暮らしを立てていきたい、そんな思い。
冬は畑ができなかったので、収穫したのはキクイモとサトイモぐらい(^_^;)
その分、育てなくても生えているいろんな野草を採って干してお茶にしました。
(ヨモギ、スギナ、ドクダミ、スイバ、カラスノエンドウ、ハハコグサなど)
そして、去年採ったり、頂いたりした固定種の種を蒔きました。
もうすぐ始まる1ヶ月弱の九州ツアー。帰ってきた時に、畑に立つのが楽しみです。
今年は、自然農をちゃんと学ぼうと思います。
先月は、念願だった川口由一さんの「赤目自然農塾」を初めて訪れ、月に一度の田畑の勉強会に参加させて頂きました。
赤目自然農塾は三重県名張市の山に囲まれた棚田にあります。
春爛漫の美しい光景が広がっていました。参加者は100名以上いたでしょうか。
稲の種おろしの仕方などを教えて頂いたり、スタッフの方が初めての人のためにぐるりと田畑を案内してくださいました。
勉強会は自由に参加でき、学びたい人が田畑を借りることができます。
広い棚田の段々で、老若男女が思い思いに田畑に向き合い、助け合って智恵を共有しているその様子は平和そのものでした。
自分のしたい暮らし、目指したい空間を体感させて頂きました。
今年は通って、自然農の生き方を学びたいと思っています。
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