昨日は山口県柳井市での上映会に参加させて頂きました。
上映会を企画してくださった皆さま、お越しくださった皆さま、ありがとうございました。
2回上映で、200人を超える方たちがご参加くださいました。
東日本大震災から5年となる日に、共に心を向けることができたことを嬉しく思います。
上映前に黙祷しました。
上映が始まり、途中、映画の場面が祝島から福島に転換する瞬間の「東日本大震災」という字幕が流れると同時に外からサイレンの音が小さく聞こえてきました。ちょうど14時46分でした。天の計らいでしょうか、図らずもこういうことが起こるのですね。会場の館内でも黙祷していたようです。
5年前、山口県の上関原発の現地では、海の埋め立て工事が強行されようとしていた時に東日本大震災は起きました。映画でもその場面でした。
あの当時も自然からのメッセージではないかと感じました。
母なる地球の声に耳を澄ませて、いのちが調和して暮らせる世界へ。
この5年でできたこと、できていないことを振り返りながら、みんなで智恵を出し合って歩んでいきたい思いです。
上映会には、祝島の方も来てくださいました。
「祝島島民の会」代表の清水敏保さんや主催してくださった小中進さんもお話くださいました。
福島原発の事故以降、上関原発の埋め立て工事は中断しましたが、計画はなくなっていません。山口県知事が中国電力に許可している海の埋め立て免許も期限が切れているはずですが、判断を先送りしているのが現状です。
祝島では、毎週月曜日に行う原発反対デモはまだ続いていて、小中進さんも8年前から毎朝一時間、旗を持って立っておられますが、2500回を超えたというから頭が下がります。
いのちを生かし合う暮らし・世界に向けて、できることは沢山あると思います。
今月の26日には、「上関原発を建てさせない山口県民大集会」が今年も山口市の維新公園のビッグシェルで10時から開催されます。僕は沖縄にいて参加することはできませんが、よい意思表示と交流の場になることを願っています。
また4月からは家庭で使う電気をどこの会社から買うかを選べるようになりますね。
ぜひみんなの選択で原発から卒業していければと思っています。僕はまだ迷っていますが、安さではなく、できるだけ地球に負荷をかけない会社を選びたいです。
上と下の写真は上関原発計画地の田ノ浦の海です。母なる海と共に歩んでいきましょう。
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