遅ればせながら振り返り。
9月28日は、和歌山市の浜の宮ビーチ前にあるカフェ&スペース「サ行研究所」にて、29日は岩出市にある「前田整体」の道場にて、上映会を開いて下さいました。
集まって下さった皆さん、ありがとうございました!
僕自身、映画を通して素敵な出会いを頂いています。
皆さんにとって、映画との出会いが「いのち」や「へいわ」について考えるきっかけになったり、人や自然との絆を深めるものになるとすれば嬉しい限りです。
「サ行研究所」、ちょっとフシギな響きのその研究内容とは、㋚裁縫、㋛習字、㋜炊事、㋝洗濯、㋞掃除を基本に、整体部、生花部、製菓部、散髪部、敷物部、匙部、染物部などなど、暮らしのあれこれを研究していて、いろんなイベントをやっています。
「サ行研究所」が「あわたま」だった頃、ダイジェスト版を上映させてもらっていたので、今回こうして完成版をお披露目できて嬉しかったです。
みかりん、いまちゃん、サ行の皆さん、ありがとう!
「前田整体」は、みんなから「ゆにちゃん」の愛称で呼ばれる前田善一さんの整体道場です。
僕は整体について何も知らなかったのですが、話を聞く程にその奥深さを感じます。
ゆにちゃんの整体は、バキッ•ボキッという激しいものではなく、ただ優しく触れて調整するという感じ。
体は自然に完全であって、誰でも自分で自分を治す力を持っていると言います。ゆにちゃんの整体は、骨盤や背骨の状態から体がやろうとしていることを読み取って、それを手伝う役割をするそうです。
良くなろうとして起こっている体の変化に寄り添うこと、そして、体に連動している心の声を聞いてあげることも大切なのですね。
30日は、ゆにちゃんと妻のみきさんに、昔住んでいたという竪穴式住居!に案内してもらいました。すごいですね~。ゆにちゃんのわくわくする力が生み出した結晶です。「わくわくは力なり」だと思います。ゆにちゃん、みきさん、ありがとうございます!
その後は、前から行きたいと思っていた橋本市の山の中にある「きのくに子どもの村学園」へ。学園には小中高があります。
ゆりっぺの愛称の薮さんに案内して頂きました。
生徒たちは先生を、~さんとか愛称で呼んでいて、とても近しい関係なんですね。生徒は先生に従うものという固定概念は「きのくに」にはありませんでした。生徒主体で、様々なことを話し合いで決めているそうです。
そして、「○年○組」というクラスはなく、プロジェクトと呼ばれる活動によって年齢の違う子どもたちでクラスを作っていました。例えば、小学校には「劇団きのくに」「工務店」「おもしろ料理店」「ファーム」「クラフト館」といったプロジェクトがありました。「人が生きる」ことを「衣」「食」「住」の視点から追求することが目的だそうです。生徒の生き生きとした姿、そして何より先生が楽しそうなのが印象的でした。
「いのち」や「平和」をテーマに動いていると、同じようなテーマを持っている人たちとつながっていくことを感じます。みんなで平和に暮らせる世界をつくること。人間だけではなく、生きとし生けるものたちと共に。これが僕の人生のプロジェクト。「きのくに」の生徒たちに負けないぐらい、楽しみながら仲間とつくっていきたいです。
「祝福(いのり)の海」今後の上映予定はこちら↓
http://sunamerichannel.wix.com/inorinoumi#!emotional/c1t44
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