そろそろ、福島に向けて出発します。
愛車の天ぷらカーで。
実はこの4月から、天ぷら油(廃油)で走る車に乗っています。
今後、映画を持って全国を回るにあたって、環境になるべく負荷をかけたくないと思っていたところ、友人が天ぷらカーを譲ってくれました!
通称「天ぷらカー」はディーゼル車に改造を施した車です。
ディーゼルエンジンは植物油でも動かせるのですね。ただ、粘性の高い天ぷら油を暖めてサラサラにするという装置を車に加えてあります。和歌山の「満月屋」の岩本さんに改良して頂きました。
以来、幼稚園やお店に天ぷら油を頂きに回ったりと、何屋さんか分からなくなってきましたが、楽しい天ぷらカー生活を送っています。
これから向かう同慶寺の徳雲さんも天ぷらカーに乗っていて、油が溢れているようなので、帰りの油を頂きます。準備も整い、いざ出発!のその前に、、
気がかりなコト。これだけは書いて行こうと思います。
今、政府が衆議院で強行採決しようとしている「安保法制」のことです。
日本が武力攻撃されていないのに、自衛隊を他国に派遣し、武力行使を可能とする法律。これは明らかな憲法違反であると思うし、この星から戦争をなくそうとする方向の真逆を行くものだと思っています。
現在、世界で起こっている戦争は自衛の名の下に行われています。
自衛権を拡大解釈しようとする現状を太平洋戦争に突入した頃と類似していると専門家は言います(とても参考になった動画↓)
岩上安身さんによる水島朝穂さん・早稲田大学法学学術院教授インタビュー
先日、戦争体験者にお話を伺う機会がありました。戦時中、子どもの頃に学校で「命は軽く、義は重し」と唄ったそうです。お国のためという大義の下では、一人一人の命は赤紙のように軽いものだったのでしょう。これが遠い国の話ではなく、僕のおじいちゃんおばあちゃんの時代の現実。その方は「命は地球よりも重い」とおっしゃっていましたが、そう思います。
戦争や原発をやめられないのはなぜでしょう。軍需・原子力産業が国を越える存在となっている今、僕たちは国という枠を越えて地球人として何をすべきか考えないといけないと思います。
命を大切にする暮らし・世界をつくっていきましょう。本気で、そして楽しく!
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