祝島を離れた後、しばらく山口県に滞在し、映画にご登場いただいた方たちに映画を観ていただいたり、お世話になった方たちにご報告して回りました。
映画に沢山登場してもらった「百姓庵」(長門市油谷島)にも久しぶりに訪ねました。
百姓庵ご家族と、タイトルの字を描いてくれたあいこさんご家族、油谷に移り住んだ仲間たちが集まってくれて、わいわいと夜の食卓を囲んだ後、映画を観てもらいました。
この映画の主な舞台は、百姓庵~祝島~福島で、「いのち」や「平和」をテーマにつないでいるのですが、僕の辿ってきた道でもあります。平和を求めてアジア・アフリカを旅する中で、貧困や戦争や環境破壊などの問題は遠い国の問題ではなく、大量生産・大量消費社会に生きる自分の生活がその一端を担ってしまっていると感じました。帰国後、みんなが笑って暮らせる世界を求めて「百姓庵」を初めて訪ねたのは、今となってはなつかしい2009年、ちょうど6年前のことです。
百姓庵での暮らしは、自分が海や大地とつながっているということを思い起こさせてくれました。いのちを生み育んでくれた母なる海。その海が、自分の体の中にも存在することを知った時、深い感動を覚えました。姿かたちは違っても、生きとし生けるものたちの中に流れる海。四本足の者も、二本足の者も、羽を持つ者も、木々や草花もみんな同じ母から生まれた兄弟姉妹。そのつながりを大切にしながら、愛と感謝を持って暮らしたい。それが僕の求めてきた平和です。映画にその思いを込めました。
映画を観ていただいた方の感想は気になりますが、撮影させていただいた方がどうお感じになるかはとりわけ気になります。今回、百姓庵の雄然さん、かみさんが喜んでくれて、とても嬉しかったです。百姓庵のかわいい子どもたち、あーちゃん、きーちゃんも熱心に観てくれました。かみさんが嬉しい感想を書いてくれていたので下に紹介させてもらいます。
今後、本上映ができる準備に取り組んでいきます。応援してくださっている皆さん、ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
「百姓庵」かみさんより
わが家の元居候、東条くん(今やもはや、映画監督!!)
による三年越しのドキュメンタリー映画『祝福(いのり)の海』
わが家で試写会を開きました。
こちらの映画。
ホントにホントに素晴らしいです!!
テーマは『いのち』
わが家~祝島~福島。
海のつながり。いのちのつながり。
わが家も沢山登場させてもらってるんですが
何より、他の登場されてる方々の
真摯にまっすぐいのちを見つめ
自分の生を全うする姿は神々しくもありました。
たくさんの方にご覧いただきたい映画です。
わたしは、世界を旅した彼の
『世界はでっかい宝島だと感じた』という感性が
とっても大好きです♪
コメントをお書きください
白石 和香菜 (水曜日, 01 4月 2015 06:14)
こんにちは! 横須賀の白石です! すごい!すごい!私も早く、
「祝福(いのり)の海」観たいです。
ONE LOVE! ONE HEART! ONE OCEAN!