91歳現役の助産師 坂本フジヱさんのお話

 

地元の田辺で、91歳(日本最高齢)の現役助産師の坂本フジヱさんが「平和でこその命~生きとし生ける者みな仲良く住みよい世の中をめざして~」と題して講演されました(掲載が遅れましたが、7月13日のことです)。

 

今年の初め、友達の笠松美奈さんのお産に立ち会い、映画のために撮影させて頂きましたが、その赤ちゃんを取り上げたのが坂本フジヱさんでした(いのちの奇跡のものがたり」)。坂本さんはこれまで4000以上のお産に関わってこられています。

 

今回の講演は、笠松美奈さんを始め、お母さんたちがつくった「9条ママnetキュッと」の結成記念イベントの中で行われました。“キュッと”という名前は、9条と、子どもをキュッと抱きしめることを掛けてつけたそうです。赤ちゃんを抱いたお母さんの姿も多く、約100人が参加しました。集団的自衛権の容認など、昨今の政治の動きを敏感に感じ取っているのは、とりわけ子どもを持つお母さんなのかもしれません。
  

全国各地で講演されている坂本さんも、戦争の体験を話すのは今回が初めてということでした。青春時代を戦争に明け暮れながら懸命に生き、長年、お産の現場で命に向き合ってこられた坂本さんのお話は、僕たちが生きる上で大切なメッセージになると思います。ぜひ耳を傾けてみてください。命の奇跡のお話(18分30秒~)も必聴です。

 

生きとし生ける者みな仲良く住みよい世の中をめざしていきましょう。

 

 

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