一部抜粋「上関原発、祝島の漁業保証金について現状報告」
遅ればせながら、13日の「上関原発いらんDAY」の映像をアップしました。
この日は、裁判にミーティングに県庁大包囲にと盛りだくさんの一日で、「上関原発いらん」と意志表示する人たちが各地から約200~300人集いました。
裁判は、中国電力が4名の個人に起こした4800万円の損害賠償訴訟(いわゆるスラップ=いやがらせ訴訟)です。山口地裁で行われ、傍聴希望者は100名を超えたそうです。訴えた側の中国電力に、裁判を早く終わらせようという姿勢はなく、3年以上も続けられています。裁判を続けることで、金銭的、精神的に弱らせるのがねらいであり、これが「スラップ=いやがらせ訴訟」たる所以です。悪い意味で続けることに意味を見出していると言えそうです。被告の4人が元気なのがせめてもの救いです。今後も見守り続けましょう。
その後のミーティングの中で、「祝福(いのり)の海」のダイジェスト版を上映させて頂きました。貴重な場を与えて頂き、ありがとうございました。
音楽もナレーションもない10分弱の映像ですが、つくるのに数日間かかり、生みの苦しみを少し感じました。映画というカタチになるまで頑張ります。応援して頂いている皆さん、ありがとうございます。
祝島の海も、福島の海も、僕たち自身につながっている。僕たちのこれからの選択は未来につながっている。ボブさんの歌を聞いて自分に問い直す「僕らは地球を愛しているか 地球が僕らを愛しているほどに」。
そして、山口県庁へ。上関原発の延命を図る山本県政。上関原発を未だに上関町だけの問題とし、祝島の漁師に補償金の受け取りを迫る。県民の情報公開に対しては黒塗りの対応。その閉ざされた政治を取り戻すにはやはりみんなが声を上げるしかありません。これからも輪を広げていきましょう。
________________________________
映画づくりを応援して下さる皆様に感謝!
祝島と福島と海に生きる人たちを追ったドキュメンタリー「祝福(いのり)の海」
コメントをお書きください
しらいわ (木曜日, 09 5月 2013 00:51)
動画アップありがとうございます!
今見ても、素晴らしい内容です。この時間を共有できたことは、本当に幸いでした。ボブさんが言ってたみたいに、遠くから見ると、重たい問題だけど、来てみると、「大丈夫」って思える。そのことが、私も、一番だなあ、と思います。
今、私たちは、ふるいにかけられるています。どんどん、その目から落ちてゆく人もいるけれど、必至にしがみついている人がいることが、なによりの励みになります。そして、かけがえのない、仲間に合わせてくれます。ふるいにかけられたあとは、仲間が見つけやすいからね。
心から、応援しています。
軽やかな心と、大きな愛を持っている東条監督に期待しています。
PS.FBでシェアさせていただきました。私のつたない話も拾っていただき、本当にありがとう。もうちょっとうまい言い方なかったかいな?と思いながら、こうして、耳を傾けてくれる人がいることが、明日の一歩につながるから、ますます精進してゆきます。いつも、ありがとう!