上関原発計画を巡る裁判

久しぶりの更新になってしまいました。

21日、上関原発計画を巡る3つの裁判が行われたので、傍聴してきました。

今回行われたのは、通称、『埋立免許取り消し訴訟』『自然の権利訴訟』『四代八幡山訴訟』です。

それぞれ、上関原発建設に伴う「海の埋め立て」「環境影響」「予定地の所有」を問題とし、市民が訴えたものです。

 

裁判はいつも短いという印象ですが、今回も10分程で終わりました。

終了後、各裁判を受け持つ弁護士の方々から報告会が行われました(上の映像です)。

 

裁判で市民が企業や国などに勝つのは難しいというのが現実ですが、福島原発の事故を受けて状況は少し変わってきているようです。

反対する人たちから土地を奪い、補償金を拒否する祝島の漁師から海を奪い、強引に進められる上関原発計画に対して、司法の場から正されることを願います。

 

裁判を終え、上関町に戻ると、中国電力の社員が地図を持ちながら一軒一軒訪問していました。

月一回発行している広報誌「かけはし」を配っているようでした。

祝島には郵送されるのですが、そこには…

 

 

「原子力は重要な電源の一つ」と書かれていました。

福島原発の事故の前後でこれほど変わらないものはありません。

 

 

しばらくぶりの上関には立派な温浴施設「鳩子の湯」が完成していました。

 

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祝福(いのり)の海」

 

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