「このままじゃ穏やかに年も越せない!」
怒れる福島の女性たち約40人が貸切バスで東京電力本社前に集結し、抗議・申し入れを行いました。
「子どもたちを避難させて」「東電の社員が現地に来なさい」「原発を廃炉に」と口々に訴えました。
東京電力や国は一貫して事故の過小評価を続けています。
16日、野田首相は福島第一原発の原子炉が「冷温停止状態になった」として、事故の収束宣言を行いました。しかし、燃料棒が原子炉圧力容器を突き破りメルトダウン・メルトスルーしている状態では、この宣言は意味をなさないでしょう。
福島県川俣町で自然農を営んできた佐藤幸子さんは「あなたたちにも家族があるでしょう?私にも福島県のみんなにも家族があるんです。その家族を守れずに、いかにも福島原発は収束したような発表をさせて……嘘をつくんじゃない!」と訴えました。
「原発いらない福島の女たち」を含む10組が申し入れを行いましたが、事前了解を得ていたにも関わらず、東京電力の対応は冷ややかでした。
入口を封鎖して中に入れず、寒空の下での提出となりました。
受け取った広報部・原子力センターの會田満男部長と竹内謙介課長は「社内に伝える」とだけ答えました。
福島の人たちは穏やかに年を越すことはできるでしょうか。
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星川まり (日曜日, 01 1月 2012 01:10)
明けましておめでとうございます。今年こそこんまま再開阻止で脱原発を!
年越せない思いの女たち動画、ありがとうございます。
ののはな(静音) (日曜日, 01 1月 2012 13:47)
年納めにならない福島の人々の思いが伝わってきました。どこが収束したですか!怒りがふつふつと起こってきます。
福島の女たちの声に胸打たれます。このままでは年が越せないって気持ちが痛く伝わってきました。原発が安全であるはずがない。いくら日本の技術力をもってしても。(と言ってもその自慢の技術がどれほどお粗末だったかを今回の事故は世界に知らせましたが。)
「1日に少しの時間でも福島のことを考えて欲しい」という最後の言葉が心に残りました。
新しい年を脱原発の年になるように、わたしもたしができることでがんばりたいと思います。
鍬野保雄 (日曜日, 01 1月 2012)
明けましておめでとう。
年末の福島の女たちの訴えと東電の対応が良くわかりました。
国民全体が知るべきことです。mixiやfacebook mailで知らせます。ありがとう。
そんな (月曜日, 02 1月 2012 08:39)
がんばいましょうね。
東京に行くことがあったらきっとテントによります。
このままあきらめるわけにはまいりません。
死の灰を生み出す、原発を全て止めていきましょう
キャメロン (月曜日, 09 1月 2012 04:34)
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