「スナメリチャンネル」のホームページが完成!初投稿です。
これより前の記事は、別のブログなどに過去に書いたものをアップしました。
告知です!
「DAYS」フォトジャーナリズム学校の卒業生による写真展「守りたいもの 祝島・沖縄」が大阪で8~10日に開催されます。
写真の舞台は、原発建設を29年間拒否し続けてきた祝島、米軍基地に翻弄され続けている沖縄です。
どちらにも豊かな自然があり、そこに暮らす人たちがいる。
大きな力に脅かされながらも力強く生きる人たちがいる。
彼らが守ろうとしているもの、私たちが守りたいものを写真は映し出そうとしています。
(写真出展:神木慶一郎 [DAYS1期生]、宮田幸太郎、鹿嶋理英子[2期生]、東条雅之)
初日8日はトークイベントもあり、フォトジャーナリストの宇田有三さんや志葉玲さん、福島原発への潜入取材で注目を集めている小原一真さんも参加します。
フォトジャーナリストってどんな仕事?今追っているテーマは?危なくないの?生活できるの?と気になる話をざっくばらんに語り合います。
お時間がありましたら、ぜひぜひお越しくださいませ~!^^
<写真展>
日程:2011年10月8日(土)~2011年10月15日(土)(※10日は休み)
場所:大阪 ビジュアルアーツ専門学校1Fギャラリー
入場料:無料
<トークイベント>
日時:2011年10月8日 13:30~17:00
場所:大阪 ビジュアルアーツ専門学校3Fホール
入場料:一般¥1,000 学生¥500
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僕は祝島をテーマに写真を出展しています。今回の写真で伝えたいメッセージ↓良かったら読んでください! 地元・大阪で参加させてもらえて嬉しいです。皆さんに感謝!(個人的にツルガくんに大感謝)
「祝島~守りたい海 原発計画29年~」
海を愛し、大地に根を張り生きてきた人たちがいる。
山口県の南東部、瀬戸内海の西端に浮かぶ小さな島、祝島(いわいしま)。
島民の多くは厳しくも豊かな自然の中で、半農半漁で生活を営んでいる。
島の対岸4㎞弱のところに原子力発電所の建設計画が持ち上がったのは1982年。
以来29年間、島民たちは「子や孫のためにも海はカネには換えられん」と反対を続けてきた。
島の歴史には浅く、人の一生には長い。
上関原発計画が一時凍結となり、上関の海に再び穏やかな時間が戻るようになったのは、残念ながら福島原発の事故による。
それは、自然を所有し、あらゆるものの価値をお金で計る考えが起こした人災ではないか。
今なお海や大地に降り注いでいる放射性物質は生物が何億年にも渡り受け継いできた命のバトンを断ち切っている。いのちの輪の中にいる私たちも例外ではない。
私たちは海から生まれてきた。海は私たちとつながっている。