田ノ浦よりSOS!

田ノ浦よりSOS! 

上関で起こっていること、多くの人に伝えてください!

21日午前2時半より、中国電力が約600人を動員し、田ノ浦の埋め立て工事を力づくで押し進めようとしています!(25日の今日は5日目になります)

 

陸では約300~400人で田ノ浦を封鎖するためのフェンスをバリケードを張って作ろうとし、海では10数台の作業台船でもって埋め立て工事のための石を落としたり、ブイ(工事区域を示す浮き)の交換などを行おうとしています。

 

祝島の方たちやカヤック隊を含む海を守りたいと願う人たちが全国から駆け付け(100人以上いると思われます)、必死に説得や抗議を続けており、強引な作業をなんとかくい止めているのが現状です。

 

現場ではもみ合いになることもあり、その度にみんなで制止し合って、ケガ人だけは出さないように努めてきましたが、23日についに、祝島の女性ともう一人男性が負傷する事態となってしまいました。

 (詳しくは、島民の会のブログをご覧ください→http://blog.shimabito.net/

 

海の方では、田ノ浦は死守されていますが、祝島の船を振り切った台船が、田ノ浦の南側(排水口予定地)で何度か石を落としました。石を積んだ台船は、確認できる範囲で8台(大型4台、小型4台)はいます。石を落とした台船は近くの母船に戻り、再び石を積んでやってきます。小型の台船は何度も石を落としていますが、今までに落とされた石の量は、大型台船で2台分ぐらいだろうということです。

 

ここでまた中電のずさんな作業が明らかになりました。穴だらけの汚濁防止膜を使用していたのです。(カヤック隊Kくんの撮影。ありがとう!)

汚濁防止膜で周辺海域の濁りを最小限に抑え、水質の状況を十分監視しながら進める、と中国電力のHPに書いています。もう言葉が完全に逆立ちしてしまっています。http://www.energia.co.jp/atom/kami_eco2_1.html

 

このことについて、祝島の人が中国電力の上関原子力発電所準備事務所の岩畔所長に問い合わせたところ、「事実確認をするとした上で、基準を超えない範囲なので問題はない」と答えたそうです。しかし、次の日には、台船の汚濁防止膜の穴を修繕して回っていました。多くの人が海上保安庁に電話をしてくれたことで、海保が中電に指導をしたのかもしれません。

 

もう環境への配慮も、地元住民への配慮も全くありません。

 

このような現実をぜひ多くの人に伝えてください!そしてみんなで声を上げ、このおかしな現実を変えていきましょう!

もし、現地に来れる人は食糧や水などを持参の上、応援に来て頂けるとありがたいです!(宿泊を希望される方はテントを持参頂くと海岸に張れると思います)

現地に行けなくても発信してくれるおかげで確実に全国に広がってきていると感じます。虹のカヤック隊のブログへのアクセスは多い時で一日27000を超え、生中継(U-stream)も同時に千人以上の人が見てくれることも多くなりました。ありがとうございます!

 

現地ではカヤック隊のメンバーが生中継しています↓↓

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25日14時半頃の映像(録画)を残しています↓

 

祝福(いのり)の海」

 

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