田ノ浦の発破作業で崖崩れ

年明けの田ノ浦では、海の作業(ブイの交換)が昨日行われようとしましたが、陸の方でも動きがあります!

現在、敷地内では地盤調査のための発破作業が行われています。
(原子炉設置の予定場所をはさむ形で2本の断層が確認されています)

これは、一昨年の12月に中国電力が国の原子力安全・保安院に提出した「原子炉設置許可申請」の中で、耐震性のデータが不十分である(ボーリングの本数や深さが不足している)と指摘されたためです。(参考:http://bit.ly/VMpzq1

この発破作業は、昼夜を問わず1日に2~8回行われ、半年以上かかると見られています。

 

作業前にはサイレンでお知らせすることになっていますが、音が小さく、ハンドマイクでの案内に至ってはほとんど聞こえません。発破をかける場所から約300メートルのところにある家の住民には何のお知らせもありませんでした。

そうして始まった発破作業の初めの日、「発破で田ノ浦の崖が崩れ落ちた!」と近くで釣りをしようとしていた人から報告がありました(上がインタビュー映像です)。幸い彼に怪我はありませんでしたが、もし人がいたら大惨事となっていたでしょう。

 

中国電力に今回のことを問い合わせると、その当日に立ち会ったという社員の方は、「それは発破のせいではない」「それで崩れるなら普段の風や波で崩れている」と回答しました。

しかし、現実には発破の直後に崖が崩れ落ちた訳です。中国電力は今回のことを調査し、しっかりと安全対策を取るべきです。発破で崩れるような弱い地盤に原発を建てるべきではないと強く思います。

皆さんはどう思いますか? 声を届けましょう!

中国電力 本社
TEL 082-241-0211
FAX 082-523-6185
上関原発準備事務所
0820-62-1111

山口県庁
083-922-3111
※火薬類の取締りの担当である
 商工労働部 新産業振興課につないでもらってください!

鹿島建設・中電技術コンサルタント共同企業体
中電上関原子力(発)地質調査事務所

0820-62-6116
(発破作業の看板に書いてあった連絡先です)

 

 

祝福(いのり)の海」

 

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