寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
田ノ浦にも今年一番の冬将軍が現れました。
浜にあるテントが一部壊れたのでみんなで復旧しました。
中電さんが夜中につくった仮桟橋周辺のフェンスも一部壊れ少し傾きました。
この波を見て、祝島の波止場の看板に書かれている「ふる里三題」の一節を思い出しました。
我里を、鳩子の海と人は呼ぶ
なぜにさわぐや
原発の波
さて今回は、中電さんの洗剤流出問題のその後の対応について報告したいと思います。
中電さんは問題がなかったとHPに載せ、同じ内容のチラシを祝島に配りました→こちら(上関町には配られていないようです)
事実がねじ曲げられて伝えられているので訂正します(中電さんにはチラシを出す前後で何度も訂正をお願いしましたが、聞き入れられませんでした)。
●洗剤の流出時間は35分間ではなく約一時間弱です。
●洗剤の流出を見つけ、それを止めようとしたのは祝島島民や田ノ浦の住民やその場にいた人たちです。中電さんや作業員さんはマイクで呼びかけても一向に出てきませんでした。
洗剤の流出以上に問題なのは、中電さんの対応や事実を曲げようとする体質だと思います。
洗剤500㏄を流れた水の量で割り、濃度が低いから大丈夫だと言っていますが、最初に流れた洗剤水の方が確実に濃度は高いでしょう(その論理なら、濃度が低ければ永遠に流し続けても問題はないということになりますよ)。
当日できたにも関わらず、翌日になってから排水の濃度を調べることは、言い訳をつくる以外に理由はあるでしょうか?
今回の排水が洗剤だからまだ良かったのかもしれません。これがもし放射性物質だったらどうするのでしょうか?ちゃんと対応してくれると到底思えません。
おかしいと思うことには声を上げたいと思います。未来のために。いのちのために。取り返しのつかないことになる前に。
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