田ノ浦より、こんばんは!
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
こちらの状況は、普段は平穏な田ノ浦ですが、正直今が正念場だと感じています。この一年間、上関原発のゆくえを現場で見てきましたが、今本当に海の埋め立てがされるかどうかというところに来ています。
先日9日に中電が動かした台船は「地盤改良船」と言って、コンクリートを落として護岸をつくるため、その前段階として海底を固めるためのものです。それは、海の埋め立ての始まりを意味します。
今まで祝島の人たちが命をかけて守ってきた海が失われようとしています。子供や孫のためにと、自分のおばあちゃんぐらいの年齢の人たちが体を張って守ってきた海を、自分も本気で守りたいと思っています。
みなさんの力を貸してください↓
【転載歓迎】
山口県 上関原発問題 続『上関の海が危ない!』
9月9日に中国電力が夜間に作業台船を動かした時の映像です↓
https://www.youtube.com/watch?v=AEhZK0UF9G4
海の埋め立て工事のために本格的に台船を動かすのは、工事が中断した昨年11月以来です(※1)
昨年9月10日より、中電による海の埋め立て工事の着工をめぐり、祝島から全国的に反対運動が広がってからちょうど1年が経ちます。その当時、埋め立て工事の着工(ブイの設置)も日の出前の暗いうちに行われました。(マスコミには作業時間を遅らせて発表しました)(※2)
その時とやり方は変わりません。(最近の陸域での工事(仮桟橋周辺のフェンスの設置)も夜間に行われました)(※3)
この日は、中電が祝島島民やシーカヤッカーら4名に対して起こした4800万円の損害賠償請求の裁判があり、島からも多くの人が傍聴に行っていました(埋め立て予定地が手薄になるのを狙ったのかもしれません)。10億円を超える補償金を受け取らず、今まで通りの生活を続けたいと願う島の人たちから、逆にお金を取ろうというものです。
祝島島民や全国85万人を超える声(今年5月に国に提出された反対署名)を無視した強引なやり方で進められようとしています(※ 4)
今回は、祝島の人たちによるねばり強い抗議の結果、台船は元の港に引き上げることになりました。(深夜、漁船10数隻が予定地・田ノ浦周辺に出動し、うち2隻が台船まで直接抗議に行きました)
今、海の方では台船による埋め立てのための工事が、陸の方では海岸に入れないようにフェンスを張る作業が行われようとしています。
祝島の生活、きれいな海が守られるよう、私につながっている多くのいのちが脅かされないよう、今後もあきらめず行動していこうと思います。
引き続き、上関原発のゆくえを見守り、多くの声を届けてほしいと思います。市民の力で平和な社会をつくれると信じています。
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<参考動画>
(※1)中国電力が埋め立て工事を強行
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(※ 2)中国電力のうそ~ブイ設置の真相~
http://
(※ 3)中国電力が仮桟橋周辺にフェンスを設置
http://
(※ 4)「STOP上関原発」全国85万超の声
http://
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